Dockerプライベートレジストリー構築(その2)

前回は、regitryサーバをv2.0で作成しましたが、その後、WEB-UIツールとの連携で躓いたので、今回はregistry v1.0(latest)版で、registry-frontend と連携してみようと思います。

概要

  1. 永続化のためのディレクトリを作成する
  2. docker registryをrunする
  3. docker registry-frontendをrunする
  4. ブラウザで確認する

詳細

    1. 永続化のためのディレクトリを作成する
      ホストで永続化の為、以下のディレクトリを作成しておく。

      sudo mkdir -p /data/docker-share/registry
      sudo mkdir -p /data/docker-share/registry-frontend
      
    2. docker registryをrunする

デフォルトのコンフィグをそのまま使います。あと、永続化の為コンテナの/registryを先程作ったディレクトリにVOLUME設定します。

docker run \
  -d \
  --privileged \
  --name registry \
  --expose 5000 \
  -v /data/docker-share/registry:/registry:rw \
  -e SETTINGS_FLAVOR=local \
  -e DOCKER_REGISTRY_CONFIG=/docker-registry/config/config_sample.yml \
  -e STORAGE_PATH=/registry \
  -e SEARCH_BACKEND=sqlalchemy \
  -p 5000:5000 \
  registry \
  docker-registry
  1. docker registry-frontendをrunする
    linkの指定が重要ですね!registryのnameで指定した文字列そっくりそのままでないとダメです。あと、永続化の為に、先程作成したディレクトリとコンテナの/var/lib/h2とをVOLUME設定しておく必要があります。ブラウザで接続するポート番号を、3080番に変更しております。

    docker run \
      -d \
      --privileged \
      --name registry-frontend \
      -p 3080:80 \
      --link registry:registry \
      -v /data/docker-share/registry-frontend:/var/lib/h2:rw \
      -e ENV_DOCKER_REGISTRY_HOST=registry \
      -e ENV_DOCKER_REGISTRY_PORT=5000 \
      konradkleine/docker-registry-frontend
    

    ※起動までちょっと時間がかかります。。。

  2. ブラウザで確認する
    http://SERVER:3080/ としてアクセスする。
    frontend

    frontend2

docker本もだいぶ出そろってきたので、1冊位は手元にあってもいいかもですね~


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